リレックス スマイル 研究会

ドクターリレーコラム

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サイト掲載日 2017年01月27日

24時間頑張っていらっしゃる方々へReLExSMILEをお勧めします

当院ではReLExSMILEを屈折矯正手術の中心に据えています。これは、当院がLASIKの時代から始まった屈折矯正手術への取り組みの中で自然に出てきた結論でした。屈折矯正手術は、本能的な強さを求める人々が行うことが多く、ReLExSMILEの術式が、手術後の安定性に優れ、外傷に対し最も強いと考えられるからです。
当院では、LASIKの時代から屈折矯正手術をいろいろな方々に施行しております。そして、多くの人々に良好な裸眼視力を喜んでいただけました。その中でも、特に手術を喜ばれた人々は、看護師の人々、消防士の人々、ホテルマン等、交代制で24時間働く職種の人々だと感じられました。夜勤でずっと起きている人、出動に一刻も無駄にできない人、どんな時でもお客様との対面を大切にしなければいけない人など、それぞれの、ご事情にあわせて、良好な裸眼視力が、即戦力につながる人々です。私がそのような印象を抱いてから、注意深く来院する皆様と話してみると、その他にも、いろいろな職業、さらに、幼い子供を育てる方など、臨戦態勢の状況がとても多いことにも気づきました。
もちろん、コンタクトレンズや眼鏡のもつそれぞれの良さはありますが、目覚めてそのまま出動できることは、職業上でも、私事でも、強さにつながるようです。24時間体制の生活をされる方々には、そのインパクトが強く表れると考えられました。
ReLExSMILEは、従来の屈折矯正手術と比較して手術創口が極めて小さく、物理的衝撃に強く、術後の経過が安定しています。ReLExSMILEのこの特徴は、屈折矯正手術に求められる「強さ」を現在の手術の中で最も進化させた形態であり、優れた方法だと考えられます。
そして、特別な生活をされている人々が体現する強さは、一般的な生活を送っていらっしゃる人々にとっても、生存力の強さとしてあらわれるものです。手術の適否を慎重に考慮しつつ、裸眼視力上昇が有利に働き、この術式が適応と考えられた場合には、ReLExSMILEをお勧めいたします。

安藤眼科医院
安藤浩